祝  パリオリンピック出場 

   近代五種  内田 美咲 選手(熊谷東中出身)

お礼
第3回資源回収では、たくさんの
資源の提供によるご協力をいただきありがとうございました。

速報
・美術部 セイコーわくわく美術教室(黒板アート編)<会場:東京都中央区銀座SEIKO HOUSE>に出場
・野球部 県北野球大会熊谷市予選を勝利 本選に出場決定
・ラグビー部 東日本U-15ジュニアラグビー大会 埼玉県選抜選手として参加
・ラグビー部 第30回熊谷市長杯ラグビー7人制大会 3位
・男子バレー部 SHOCHI杯男子バレーボール大会 2位
・男子バレー部 U-13埼玉県男子バレーボール選手権大会県大会 3位
・男子バレー部 冬季北部地区大会 優勝
・書きぞめ中央展覧会 埼玉県知事賞、推薦賞、特選賞を受賞
・パソコン部 全国中学生全国創造アイデアロボットコンテスト全国大会出場 決勝トーナメント進出ベスト16位
・合唱部 第36回ヴォーカルアンサンブルコンテスト中学校の部 銀賞
・女子卓球部 中学校交流試合団体戦 優勝 ・男子卓球部 中学校交流試合団体戦 優勝
・男子卓球部 県北大会団体戦 3位 ・女子卓球部 県北大会団体戦 3位
・女子卓球部 県北大会1年生の部団体戦 2位
・令和6年度理科教育研究発表大会(小中学校の部)県立総合教育センターにて研究成果発表
・「さいたま住み心地の良いまち大賞」県教育委員会教育長賞受賞
・熊谷市スポーツ協会優秀選手賞受賞

   

 

日誌

熊谷東中学校のよいところ!
2024/11/05

熊谷東中学校の自慢!

| by HP担当
10月21日(月)に、FMクマガヤで生放送された内容です。
是非、お聞きください。(以下をクリックすると流れます)

熊谷東中20241021_14時台HP用16k.mp3
13:17

日誌

祝 総合文化部(美術)
がっ中の誇り
〇 熊谷市長表敬訪問本校から34名参加)
    
〇 関東大会出場!!(R6年度)

 
合唱部(関東合唱コンクール)
〇全国大会出場(R6年度)
   パソコン部(全国創造アイディアロボットコンテスト)

〇全日本選手権大会優勝!!(R6年度)
 
年生女子 
   
2024年春季全日本空手道選手権大会

〇全国大会出場!!(R6年度)

     2年生女子、男子
     第18回全国中学生少林寺拳法大会

〇世界大会優勝!!(R5年度)
 
2年生女子 
   2023カザフスタン世界大会
      Cadets 14-15Years Girl KATA
〇 全国大会優勝!!(R5年度)
  1年生女子
    全国子どもチャレンジカップ
    第16回全国大会パフォーマンス エアロビクス部門

〇 関東大会出場!!(R5年度)
     男子バレーボール部
       ラグビー部
 

お願い

登下校の時間帯の正門付近は、大変混雑し危険な状況です。けがによる送迎、体調不良や急病のための送迎を除き、学校内への自動車の乗り入れはご遠慮ください。
本校ホームページに記載の記事や写真等の無断転用を禁止します。
熊谷市では、「子どもを徹底してかまう」指導を充実させています。教職員の時間外勤務や心身への負担を軽減し、本来の業務である「子どもたちと向き合う」時間を確保することで、知徳体のバランスのとれた学力日本一に向けた指導の充実を一層図ってまいります。
つきましては、市内小・中学校一斉に、放課後の電話対応については、午後6時30分までとさせていただいています御用のある場合には、翌日以降にご連絡くださいますようお願いいたします。
 

わが校のマスコット


〇熊谷東中学校校歌
 お聴きください。
   ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 
      熊谷東中.mp3


〇英語ラウンドシステム   〇無言膝つき清掃
 
 

来校者

令和6年度1136744番目の来校者です!
今までの来校者
H30.12~R2.5.26
来校者 1590041人
R2.5.26~R6.3.31
来校者    3604327人
令和5年度 721406人
 

熊谷東中学校スマホ使い方宣言


 

熊谷市 保護者のスマートフォン『4つの実践』


こちらもお子様の指導に活用してください。


 

4つの実践・3減運動



 
交通安全
安全・安心な登下校のための注意喚起(生徒)
 下の写真は、第2北大通り陸橋下(佐谷田1607番地付近)の様子です。自転車は⇒で通行しなければならないのですが、下り坂でスピードにのったまま➡のように直進する生徒が多いようです。転倒事故も何軒か発生しています。自動車との合流地点であり、大変危険ですので、横断歩道では必ず一時停止し、周囲を確認してから横断することを徹底してください。絶対的に安全な環境はありませんが、交通ルールを守ることで安全度を高めることはできます。
 また、毎日利用する自転車です。4月に学校でも安全点検を実施しましたが、ブレーキ等の点検も定期的に実施しましょう。
  
   <登校時>          <下校時>
 
 

ログイン

本校への連絡

 〒360-0012
 埼玉県熊谷市上之3177
 ☎ 048-521-0066
 

AEDを職員玄関に設置しています。

               
 

日誌

新規日誌40
12345
2025/03/17

全校朝会

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主役は私たちだ!
                                      校長  清水 利浩

3年生が卒業し、1,2年生との全校朝会となりました。保護者の方々や地域の方々から、「素晴らしい卒業式でした」、「一緒に涙してしまいました」という感想をいただきました。1,2年生の皆さん本当にありがとう。今回のお話は、これまでの学校だよりを振り返り、「主役は私たちだ!」としました。


「熊谷東中学校をもっともっと素晴らしい学校にする」

私たち先生方を含め、生徒の皆さんは、様々な集団に所属しています。熊谷東中という集団があり、学年、学級という集団、委員会活動、部活動……、学校外での活動でも集団があります。一人一人が、たくさんの集団に所属して生活しています。それぞれの集団において、自分は何ができるかを考えてください。もっと良い集団になるにはどうすればよいか、自分自身に問いかけてください。そして、結果が、「もっともっと素晴らしい学校にする」の実現につながると思います。リーダーシップをとる場面もあるでしょうし、フォロアーシップを発揮する場面もあるでしょう。その時の道しるべになるのが、「正しい判断力とたくましい実践力」です。そして、「何事もふだんが肝心」です。特別な時だけできるのではないのです。<第1号 4月10日号>

 

本校の正門を入ると、左側の植え込みの中に「ゆずりは」と書かれた老木があります。高さ5mほどの常緑樹木です。この木の名前の由来は、春先に新しい葉が出ると、古い葉が落ちることから「ゆずりは」というのだそうです。次の世代が、しっかりと成長したのを見届け、その座をゆずるように、はかなくも、しかし、力強い世代交代をつづけて繁栄する樹木なのです。<第15号 10月21日号>

 

「声を出そう」、「声を掛け合おう」と仲間に・・・。大会に向けて、「早く動こう!」という声も聞こえていました。仲間との間で「声を掛け合う」こと。これはとても大切なことと捉えます。

私が考える「声を掛け合う」効果についてです。声を掛け合うことで、チームの雰囲気がよくなる。声を掛け合うことで、仲間に安心感や満足感を与えることができる。声を掛け合うことで、仲間(チーム)のモチベーションを向上することができる。声を掛け合うことで、自分自身も声を出すことで積極的になる。             <第8号 7月19日号>

 

1,2年生のこれからの部活動に校長先生から3つの提案をします。もしかしたら、素晴らしい部活動になる、そして成果を挙げる秘訣となるかもしれません。1つ目は、時間を大切にすること。2つ目は、用具を大切にすること。3つ目は、声を出すことです。 <第13号 10月7日号>

 

大谷翔平選手を例にして、「ただやるのではなく、最後までやりきること」というお話をしました。では、「やりきる」には、どうすれば良いのでしょうか。心理学者キャロル・ドゥエックさんは、「やり抜く力」を伸ばすためには、「心の持ちよう」が大切だといいます。すなわち、ドゥエックさんは、「しなやかな心」をもつことです。つまり、「努力によって、才能を伸ばすことができる」と信じること。別の言い方をすれば、うまくいかない時やつまずいた時、粘りづよく頑張り、挫折や失敗から学び続けること。これが、しなやかな心です。これを磨ける人は、「やり抜く力」「やりきる力」が強いことがわかっています。 <第16号 11月5日号>

 

皆さんはレジリエンスという言葉を聞いたことがありますか? 「レジリエンス」とは、心理学の用語です。「さまざまな逆境や困難に直面しても、それらを乗り越えたり立ち直ったりする力のこと」を言います。では、逆境にも打ち勝つ、しなやかさを身に付けるには、どうしたらいいのだろう。日ごろから周囲の友達や家族としっかりコミュニケーションができていることが大切です。つまり、コミュニケーションの力を少しずつ身に付けていくことも重要だと思います。コミュニケーションの力で、正しい判断力とたくましい実践力でもって、苦しい時は、仲間に相談する、助けを求めることが大切です。逆境でもパニックにならず、冷静に自分の気持ちや感情をコントロールできる、こんなレジリエンスを身に付けてください。学校という場所、社会、チームはそれを鍛えたり身につけたりする場所だと思います。  
                   <第19号 12月3日号>

 

 


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2025/03/13

第3学年修了式 式辞

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未 来
             校長  清水 利浩

今年度、ふれあい講演会で皆さんの大先輩、加賀崎勝弘さんにお話をいただきました。その中の一部分を皆さんと振り返ってみようと思います。

「皆さんの人生は、自分のなりたい職業になれるわけです。過去は過去のことです。今まで辛いことが、僕にも色々ありました。ありましたけれども、何とかなりました。友達とか親とか親戚とか先生とか恩師とか、仲間がいれば何とかなります。1人で考えなきゃいけないこともあるとは思うのですが、ぜひ、未来のことをイメージして欲しいなと思います。

皆さんは、何のためにその仕事に就くのか。なりたい職業が色々とあります。会社員、スポーツ選手、公務員、フォトグラファー、パン屋さんと色々な職業があります。 けれども、自分がHappyじゃなかったらいけません。まず、自分の幸せを願っていいと思います。でも、自分だけがHappyな世界って、本当にHappyなんだろうかと考えた時に、やぱり、世の中のこととか、社会で起こっていることがあるじゃないですか。その起こっている課題を解決しようとする意思や意図がないと、本当の意味での永続的なHappyではないと思います。つまり、社会的な課題を解決しながら、皆でHappyにしていきましょうという話です。

社会人って言うじゃないですか。社会人ということは、必ずどんな仕事をしても、社会と接するのです。社会に接することによって、どんな仕事でも必ず人の役に立つ。その準備を今、皆さんはしていると思っています。これからの時代は、人口が減り、労働者が減る。大量生産、大量消費の時代じゃなくなっていくのです。その時、あらゆるもののルールが変更されていきます。だから皆さんは、ルールを作れる人たちになるのです。僕には、もうルールは作れない。多分、学校の多くの先生たちも、なかなか次の未来を作れないのですけども、皆さんからしてみると本当にチャンスしかないのです。なぜならば、皆さんはルールを作る側だからです。自分たちでルールを作ることができるという未来が待っているのです。すごくいい時代だなって思います。ルール変更はチャンスです。そういう時代に、みんなは生きていくのです。自分のやりたいことをやってほしいのです。日本はいい国で、憲法で職業選択の自由を認めています。何を仕事しても自由なのです、もちろん犯罪はダメです。なりたい職業は、途中で変わってもいいのですよ。

僕も、熊谷で仕事をしていると、何が起こるかわからないし、もうチャンスしかないなと思っています。今日、「地域を食でデザインする」ということをお話しましたけれど、結局それを成し遂げるのは、「365分の1」、毎日が大事なんだと思って、コツコツやっています」。
 
 未来に向けて、本校を巣立つ卒業式を前に、修了式の式辞といたします。明日は素晴らしい卒業式としましょう。

※令和6年11月7日、加賀崎勝弘さんには、熊谷東中学校の「ふれあい講演会」においてご講演いただきました。


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2025/03/12

卒業式予行練習の式辞(校長先生のお話)

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       予行練習 式辞腰骨を立てる~
                       校長 清水利浩
 今日は、卒業式の予行です。校長先生からは、3年生が修学旅行で「皆さん、腰骨をしっかり伸ばしてください」。3年生は、修学旅行の2日目、建仁寺というお寺で、お坊さんのお話を聞きました。その時のお話を振り返ってみます。
 
「皆さんのこれからの人生、腰骨を立てて、胸を張って生きてください。これをふだんからずっと続けますと、皆さんの人生は、大きく変わっていきます。もう、背中が丸まって生きている人と、背筋を伸ばして生きている人とでは、皆さんの人生は、本当に変わっていきますので。どうか、しっかりと、腰骨を立てて、胸を張るということを、ふだんの生活でやっていただきたいと思います・・・・・」。
 
「私は、今まで多くのスポーツ選手や経済界の方々、芸術家の方々と、お会いさせていただいています。本当に世界の第一線で活躍されている方に会いますと、全く違うのです。何が違うのかというと、皆、背筋がしっかり伸びているのです。びしっと。こう伸びておりましてね。椅子でお話させていただく時にも、背もたれに背中つけて座っている人は、誰もいないですね。1時間、座っても、微動だにしません。体幹がしっかりと出来上がっているのです。皆さんのこれからの人生、腰骨を立てて、胸を張って生きてください。これをふだんからずっと続けますと、皆さんの人生は、大きく変わっていきます。もう、背中が丸まって生きている人と、背筋を伸ばして生きている人とでは、皆さんの人生は、本当に変わっていきますので。どうか、しっかりと、腰骨を立てて、胸を張るということを、ふだんの生活でやっていただきたいと思います・」。
  このようなお話でした。3年生にとっては、懐かしいお話ですよね。
 このお話を聞いて、皆さんはどう思いますか。ふだんから腰骨を立てて、これからの人生を大きく変革してみませんか。

 「そうです。頭のてっぺんで、天井をぐっと支えるように、しっかりと腰骨を立ててください」。
 1,2年生を含め、卒業式の本番だけでなく、今日の予行練習も、腰骨を立てて臨んでみましょう。 
    
※参考 熊谷東中学校学校だより「志高く」令和6年7月6日号

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2025/03/04

全校朝会 三寒四温と「さくら」

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三寒四温
            校長  清水 利浩

つい2日前は20度を超える陽気でしたが、昨日今日は大変寒い日となっています。昨日は、雪となりました。なぜ、熊谷周辺は、春に近くなるとき、雪になるのでしょう。南岸低気圧の通過の話など天気予報で聞きます。そのメカニズムを関心がある人は、調べてみてもいいでしょう。

まさに三寒四温ですね。そして、明日3月5日は、暦をみると「啓蟄(けいちつ)」とあります。春の陽気を感じて、冬ごもりしていた動植物が目覚めて土の中から春の光の中へ出てくるのころと言われています。

今日の朝会は、「さくら」についてお話します。今年の桜の開花はいつだろう。熊谷の平年日は3月27日、早い年は3月17日、昨年は3月31日でした。この開花宣言の基準となる桜の種類は、「ソメイヨシノ」という桜です。熊谷における桜の開花宣言の基準となる樹(標本木(ひょうほんぼく))は、荒川の土手「熊谷桜堤」にあります。

桜の種類は数多く、ソメイヨシノだけではありません。ソメイヨシノよりも早く咲く桜もあります。その一つが、熊谷桜(くまがいさくら)です。熊谷東中学校にも、正門を入って右側、玄関の前にあります。ご存じですか?この名前の由来は、武蔵武士、熊谷次郎直実にあります。

熊谷次郎直実は、源平の合戦の一ノ谷の戦いで先陣争いをして、名乗りを上げたことで有名です。先陣争い、ひと足早く、まわりより早く咲くということから、熊谷桜と名づけられました。

熊谷東中学校の熊谷桜は、樹の高さもまだまだ小さく、大人の身長ほどです。花弁がまとまって、まん丸としたかわいらしい花になるそうです。

本校の熊谷桜は、いつごろ咲くのでしょうか。しっかり観察していきたいものです。

<参考資料> 

・「熊谷市広報 『KUMAGAYA』令和6年3月号」 

これによると、平成26年から、東日本大震災復興支援として熊谷直実の子孫が多く住む宮城県気仙沼市に「熊谷桜」を届ける活動を行い、桜を通した支援と交流を続けているそうです。

・「さくらの開花について」 熊谷地方気象台 「おしらせ」 令和6年4月1日号。

これによると、平年の値とは、19912020年の30年間の観測値を平均したもの。最も早い3月17日は、2002年と2023年に記録しました。


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2025/03/03

卒業を祝う会にむけて

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卒業を祝う会にむけて

                  校長 清水利浩

3年生にとって、仲間とともに過ごした熊谷東中学校。この東中を巣立つ日まであとわずかとなりました。

イチローさんが、日米で野球殿堂入りした時のインタビューで語っていた言葉を紹介します。「そもそも野球という存在がなければ、僕は何だったんだろう。人との出会いと、あとは少しの運。努力することは当然として、この2つが大きく人生には影響するんだと、改めて感じています」。 

出会いと運、きっと君たちも熊谷東中学校でたくさんの出会いを経験し、運というものも感じたことでしょう。そして、卒業後の人生も。

本校の目指す生徒像として「正しい判断力とたくましい実践力をもつ東中生」。
 これは、その時の大きな道しるべになると確信しています。

1・2年生は、今日のこの会に向けて、お世話になった3年生に対して、感謝の気持ちを込めて、しっかりと準備を進めてきました。ありがとう。

3年生の皆さんにとっては、今日のこの会が、3年間を振り返る場面となり、残された中学校生活の素晴らしい思い出になることと思います。

全校生徒が、それぞれの立場で活躍し、盛大な「卒業を祝う会」となることを期待します。


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2025/02/28

3年生「租税教室」

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3年生「租税教室」にむけて

                        校長 清水利浩

私たちは、『税金がなければ、社会のみんなが困ってしまう。だから、みんなで負担するものなんだ。』ということを、学校の授業で習っています。

先日の、新聞のコラムで興味深い記事が掲載されていました。

皆さんに紹介します。

「英国の思想家に、エドマンド・バークさんが、251年前の演説でこんなことを述べています。『課税して喜ばれることは、愛して賢明であること以上に、人間にはできない』。恋に落ちると理性を失うように、人間とは税金を嫌うものだ」と。

その傾向は、古今東西を問わないが、どれだけ税金を嫌うかは、濃淡があるそうです。例えば、北欧諸国(スウェーデンやデンマーク、ノルウェーなど)は、負担が重い(消費税25%)が、充実した社会福祉制度が提供されるので国民の不満は低いそうです。一方、日本は、税金を嫌う度合いが高いとされています。

なぜ、日本では嫌われるのか。まず、考えられるのが、「税金を払っているのに、利益を受けていない」と感じる人が多いことだそうです。また、「どのように使われるかへの関心も低いのではないか」。しかし、それだけではないようです。

歴史を紐解いてみます。欧米では、重税や不公平さなどの不満が、市民革命や独立戦争へ発展し、近代国家が成り立ちました。(フランス革命(貴族と聖職者には免税の特権、市民が税金を支払う)、アメリカ独立戦争(イギリスが植民地であるアメリカに新しい課税))。つまり、市民・国民が、「勝ち取った」感があるのだといいます。日本では、江戸時代の年貢のように、上から下へ押し付けられたままの印象。百姓一揆など重税への抵抗運動はありましたが、「勝ち取った」ことがなく、納税倫理が育たなかったといいます。

本日の租税教室は、みなさんに『税金がなければ、みんなが困ってしまう。だから、みんなで負担するものなんだ。』という意識を再確認してもらうために開催します。将来、君たちも、社会に出て活躍することになります。

民主主義の根幹である租税の意義や役割を正しく理解し、社会の構成員として納税者として、社会や国の在り方を主体的に考えて、活躍をしてほしい。

税金とは「社会共通の費用をまかなう会費」であるということをしっかりと学んください。

 <参考文献>朝日新聞 2025.2.27 天声人語


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2025/02/04

全校朝会 輪島市立門前中との交流

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〇 2月2日は節分でした。「鬼は外、福は内」と豆をまいたり、恵方巻きをいただいたり、皆さんは、節分という行事に何かおこないましたか。そして、きのう2月3日は立春。暦の上では春となりました。今シーズンの最強寒波が近づいているようですね。しかしながら、太陽が出ると、とても暖かく感じられます。太陽の力は大きいですね。

○ さて、3年生は、多くの私立高校の入試が終わり、現在、県立高校の電子出願の期間となっています。2月26日からの県立高校の学力検査、実技・面接に向けてあと一踏ん張りです。

○ 今週の木曜日は、専門委員会が予定されています。3年生は、まとめと振り返りをおこないます。1,2年生は、しっかりと3年生から引き継いでください。

○ 1月23日、熊谷東中学校の生徒会本部は、輪島市立門前中学校の生徒会とオンライン交流をおこないました。門前中学校の先生から、本校でおこなってい「スマホ使い方宣言」のことをぜひ教えて欲しいと連絡があり、SNSを中心とした交流をしました。

○ 参加した生徒の感想を紹介します。「お互いの学校紹介からはじまり、スマホ使い方宣言についての情報交換、これからも交流を続けていく約束など、手紙だけではできないような活動ができました。カイロやヘチマの種を送るといった『ぽかぽか支援』からはじまり、ついには今回のようなZoomでの交流に至るまでになりました。ここまで交流を続けてこれたのは、私たちの努力だけではなく、先代の64期生徒会の皆さん、両校の先生方などたくさんの人々の力によると思います。これからも交流を絶やさずに、より良いものにしていくために、私たち1,2年が努力を続けていくべきだと思います。次の世代へと続けていくためにもこれからの生徒会活動には今まで以上に本気に取り組みます」。

○ 立派な意気込みですね。1,2年生、ぜひ熊谷東中学校をよりよい学校にするために頑張ってください。そして、3年生頑張ってください。


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2025/01/28

職場体験学習に向けて

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明日からの職場体験に向けて

                     校長 清水利浩

昨年度、お世話になった事業所の皆様に、職場体験学習の終了後にアンケートをお願いしました。その中の一つを紹介します。

「この職場体験が、働くことの大切さや責任、親をはじめ人々への感謝の気持ちを考える機会となっていただければうれしいです」

明日から3日間、事業所の皆さんは、本校の皆さんのために親身になって対応してくださいます。まずは、感謝の気持ちをしっかりと持って臨んでください。

でもそれだけではありません。

働くという事の喜びと厳しさ、充実感をしっかりと感じ取ってください。もしかしたら、3日間では難しいかもしれません。でも、皆さんは全力で感じ取ってください。 

5年ほど前、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、宇宙飛行士の募集を行いました。この時の募集要項に書かれた、JAXAからのメッセージを紹介します。
 「あの宇宙飛行士だって最初から宇宙飛行士だったわけじゃない。

みんなと同じように働いて、みんなと同じように過ごしていた。

ただ、人と少し違っていたのは、(宇宙飛行士への)夢をあきらめなかったということだけ。

いよいよ、はじまります。日本の宇宙飛行士の募集です。

職場は、地球と宇宙。国際宇宙ステーションへの単身赴任や、月面基地への長期出張もあるかもしれません。さあ、宇宙を舞台に、あなたの人生を拓いてみませんか。一緒に、人類の未来を拓く仕事をしませんか。」

以上です。私は、宇宙飛行士を目指していないから関係ないと考えるかもしれません。ここで、注目して欲しいのは、応募資格に書かれた「求められる宇宙飛行士の姿」はどのような人物かということです。

① チームの中で協調性やリーダーシップを発揮できる人物

② 極限環境でも的確に判断し、行動できる人物

③ 経験や成果を広く共有できる表現力や発信力がある人物

この3つことは、皆さんが今回の職場体験で、各事業所の方々に教えていただくこと、事業所の方々から学んでほしいことに結びつくのではないでしょうか。 

皆さんの誰もが、将来、社会に通用する人物となるよう、職場体験でがっちり教えてもらってください。プロの方々に本気になって教えていただくよう、頑張ってきてください。熊谷東中学校の2年生、期待しています。


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2025/01/08

笑顔あふれる熊谷東中学校

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笑顔あふれる熊谷東中学校
                                                                 校長  清水 利浩

 新年あけましておめでとうございます。皆さんにとって、今年の冬休みはどのようなお休みでしたか。新しい年の抱負(目標)もしっかりともてたことと思います。さて、皆さんに質問しますね。お正月の伝統的な遊びをいくつあげることができますか。カルタ(百人一首)、すごろく、福笑い、羽根つき、たこ揚げ、コマ回し、だるま落とし、おはじき、お手玉、けん玉、めんこなどがあります。そして、皆さんは、この中でこのお正月にいくつ体験しましたか?

示した絵は、福笑いです。本校の美術部の皆さんにつくってもらいました。とっても完成度が高いです。福笑いという遊びは、ひょっとこやおたふく、だるまの顔などの面の輪郭だけが描かれた台紙に、眉や目、鼻、口の形の紙片を、目隠しをして台紙に置いていく遊びです。出来上がった顔は、並べる人が目隠しをしているため、想定外の場所に置かれることが多く、その出来上がりの顔立ちの面白さを、皆で笑い合う遊びです。「笑う門には福来る」というように、新年早々、笑いがこぼれるのが、大変めでたいものとされ、江戸時代からお正月の子どもたちの伝統的な遊びとなっています。

私は、2年生で行われた校外学習の時に、上野の東京国立博物館の「はにわ」展に行きました。館に入り、まず出迎えてくれたのが、熊谷市出土の「埴輪 踊る人々」の2つの埴輪でした。さらに進むと、たくさんの人物はにわに出会うことができました。それぞれの埴輪の表情や顔つきは、ユニークで、ゆるささえも感じられ、不思議と親近感を感じました。険しい表情は全く感じられませんでした。展示されているいくつかの埴輪だけで当時の人々を想像するのは、言いすぎかもしれません。しかし、遠い昔、古墳時代の人々が、後世の私たちに残してくれたメッセージを読み解くことができそうです。埴輪がつくられた当時の熊谷周辺は、きっとこうした埴輪をつくることができる心豊かな人々が生活していたのでしょう、と。

新年のはじまり、この熊谷の地に生きる私たちは、笑顔にあふれ、もっともっと豊かな人間性を磨いていきましょう。そして、魅力ある人々が集う熊谷東中学校を創っていきましょう。


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2024/12/24

新しい年に向けて、どんな目標をたてますか?

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新しい年に向けて、どんな目標をたてますか? 
                      校長  清 水 利 浩

皆さんは、エージェンシーという言葉を知っていますか?昨日、川端教頭先生からいただいた文書にふと目に留まり、調べてみました。エージェンシー(Agency)とは、「変化を起こすために、自分で目標を設定して、振り返り、責任をもって行動する力」だそうです。

今日のお話は、新しい年に向けて、どんな目標をたてますかです。

2年4組の学級通信(12/19号)では、棋士で有名な藤井聡太さんのコメントを取り上げています。「結果ばかりを求めてしまうと、逆にそれが出ないときにモチベーションを維持するのが難しくなってしまう。結果よりも内容を重視して、そうすることで改善していけるところが新たに見つかると思っている。それをモチベーションにしてやっていきたい」。なるほどです。モチベーションについて、担任の柿沼先生は、先日のふれあい講演会でもご質問していました。

ある日の新聞にプロ野球選手の興味深い記事がありましたので紹介します。目標には、2つある。打率のように成績によって上がったり下がったりする数字を目標とするものと、ホームランや盗塁などのように積み上げていく数字を目標とするものです。この選手いわく、前者は、精神的な難しさがともなう。後者は、前向きにとらえやすい、といいます。これも、なるほどと思いました。前者と後者に、良い悪いは一切ないと思います。前者を目標とする人も数多くいます。

さて皆さんはどう思うだろう。勉強で言えば、偏差値や順位は、上がり下がりする。一方、問題集をここまでやり切ったとか、問題集で間違った問題を2度3度繰り返し、間違っていた問題ができるようになったとか。部活動や地域の活動などで取り組んでいることで言えば、どんな目標が考えられるだろう。

パリオリンピック近代五種日本代表として出場した本校の卒業生、内田美咲さんの講演会を1220日に実施しました。内田美咲さんも目標について話していました。

内田さんは、近代五種(水泳、ランニング、馬術、フェンシング、射撃)のうち、経験しているランニングと水泳以外は未経験の種目でした。馬術では落馬して幾度となくケガをしたり、フェンシングでは先輩方に全く勝てず、射撃では全くあたらなかったと。しかし、内田さんは、負けず嫌いの性格もあり、コツコツやっていくうちに少しずつ上手くなっていったり、できることが増えていったりするのを感じて、近代五種のうれしさと楽しさを気づいていった、とお話しされました。

この学校だよりについては、ホームページに掲載したりやテトルやteamsで配信しています。是非、そちらでも見てください。そして、自分なりの感想を持ってください。

2025年(令和7年)、新しい年が始まります。新しい年の抱負(目標)は何ですか?ぜひ、しっかりと書き記すことをお勧めします。よいお年を!  

<参考資料>・朝日新聞 2024年11月30日号 「耕論」から。プロ野球広島外野手 秋山翔吾さんの記事


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